本物そっくりでしょう?博物館なんですけど。
------------------------------------------------------------------------------------------ ここ、とても楽しい、というか示唆深いです。 人間への制約の課し方が勉強になります ^ ^; 人形の囚人を使ってわかりやすく解説してくれてますし、解説ツアーまであります。 矢印の向こうには先ほどの本物の刑務所が(汗) ランチタイムには人形と一緒に文化財で監獄食を体験できます ^ ^; ボクは朝だったので諦めました。 ちなみにこの人形は監獄食の米を作ってくれてるのかしら(笑) ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ なんて笑い飛ばしてきましたけど、ここにある建造物の多くは移設復元の本物。 そのほとんどが登録有形文化財になっている貴重なものです。 これはその中でも感動ものの、五翼放射状舎房。 明治45年から昭和59年まで実際に網走刑務所で使用されていた獄舎です。 中央見張りを中心に、5本の指を放射状に広げたようになっているため、五翼放射状舎房と呼ばれています。 この建物の特徴は、少人数でも監視しやすいという利点です。ベルギーの監獄を模したそうな。 たしかにこの小屋みたいなところから全てが監視できます。 雑居房の廊下側の壁は、「斜め格子」で等間隔に「スキ間」を置きながら作られているため(ブラインド方式)、廊下側からは部屋の中は見えますが、部屋の中からは廊下をはさんで向かい側の中は互いに見えないように作られています。 中には厳しい対応をするためのものもあります。 さらに囚人たちにもっとも恐れられたのが独居房。独居房は「くの字格子」で作られており、換気のためのわずかな隙間はありますが、廊下側からも部屋の中からも見えない造りになっています。 これも移設した本物。明治時代の監獄の規則には、規則違反者を窓の無い真っ暗な部屋に閉じこめ、食事を減らし、反省させるという厳しい罰則があり、この独居房も当時の規則に合わせて建てられたものと考えられています。 逆に囚人たちがもっとも楽しみにしていたという入浴施設♪ いろいろと考えさせられる、素晴らしい野外博物館だと思います。
by papa55amg
| 2009-11-06 22:35
| 旅行
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